ウィリアム・モリスが1878年にデザインしたBirdという作品です
ウィリアム・モリスが1878年にデザインしたBirdという作品です
江戸時代後期に作られた行灯皿です
ウィリアム・モリスの言葉
役に立たないものや、
美しいと思わないものを、
家に置いてはならない。
ウィリアム・モリス
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『生活の美(1880年)』

図:ウィリアム・モリス《Bird》1878年
所蔵:メトロポリタン美術館(Public Domain)

柳宗悦の言葉
未来も新しく
また
過去も新しい
柳宗悦
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『下手ものゝ美』
(越後タイムス1926年9月19日)

図:行灯皿(江戸後期)

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物の居場所を見つけたい

片付けブームで手放される文化・伝統・美

今、家を片付けるのが大流行しています。
やましたひでこさん提唱の「断捨離」やミニマリストが話題ですよね。(BS朝日「ウチ、”断捨離”しました!」は私も見てる)
特に伝統的な工芸品は親世代が購入したり、贈呈で貰った物が次々と手放されています。職人が技巧を凝らした物や貴重な物でも…。
それは少し悲しいし残念だけれど、一方で仕方がないような気もします。
昔ながらの物は使い方がわからなかったり、名前すら知らない場合が多いですから。
「使わない物は手放す」は、片付けの基本。けれど、こんな風にどんどん家庭から工芸品が失われ続け、美や文化が日常から消えていくのはとても残念に思います。

物を持つ=悪いこと?執着より愛を大切にしたい

百均や量販店、ネットで何でも買える時代です。わざわざ物を大事に持たなくても、新しい物を買って使い捨てることもできます。
特に最近は「物を持つのは執着心」という風潮です。でも私は、そんな世の中に少し馴染めません。
執着ではなく、物に対する愛を大切にしたい。その物を作ってくれた人や原料の自然や風土に敬意を表したい。
物を所有することが必ずしも悪い事だとは限らないのです。

暮らしの中に工芸品と骨董を

日本中の家から手放された彷徨える物たち。そんな彼らの新たな居場所を見つけたくて当サイト「つくも暮らし」を作りました。
私自身も昔ながらの物や文化については知らない事ばかり。
そんな私がいろんな場所で見聞きした情報、工芸品やアンティークを日常に取り入れる邪道・王道なアイデアをシェアします。
少しでも皆様のお役に立てれば幸いです。

日本中の家から手放された「つくもがみ」たちが、再び輝く居場所を見つけられますように。

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