著者について

大学の図書館司書、司書のキャリアデザイン講師、講談社のweb記事や学術系記事の執筆、他。

私の芸術好きは、明治生まれの祖父の影響です。
祖父は美術、謡と鼓、煎茶を好む風流な人でした。さらに自宅の日本家屋と庭も自ら設計して、文人や茶人、華道家、画家を招いて謡会を催していたそうです。
日本画家の田能村直外さんとも親交があり、我が家には田能村さんが祖父に宛てた書簡と絵が受け継がれています。
祖父は私が生まれる前に亡くなったので会ったことはありません。でも祖父が残した品々とエピソードから私は大切なことを学びました。

芸術を日常生活に取り入れ、物を大切にし、「足るを知る」こと

私は未熟さ故に実践できていませんが、そう在りたいと願いながら「つくも暮らし」を書いてます。

執筆・講演

○執筆
・講談社「現代ビジネス」

『図書館司書は「いらない仕事」?非正規賃金労働とパワハラの実態 「シャネルを着た司書」を諦めない』
(寺下由美子著)

・図書館問題研究会「みんなの図書館」
・桃山学院大学司書課程年報など

○講演
・近畿地区図書館学科協議会
・日本図書館情報学会研究集会

好きな芸術のジャンル

明治の超絶技巧
金工
尾張七宝
蒔絵
刀装具
円山応挙
ワルツ・ポルカ
雅楽・舞楽

好きな美術

林小傳治「百花文七宝大皿」
正阿弥勝義「古瓦鳩香炉」
加賀正太郎「蘭花譜」
円山応挙「保津川図」
「平家納経」

お気に入りの美術館

あま市七宝焼アートヴィレッジ
大山崎山荘美術館
清水三年坂美術館

好きな文様

青海波、流水紋、鶴、龍

癒される自然

清流の渓谷
谷から吹き上がる風
朔の後の細い三日月
アサギマダラの優雅な羽ばたき
瀬戸内の島並

落ち着く場所

竹生島に向かう船の上
天橋立の松林
熊野川の舟下り
厳島の回廊
早朝の春日の森
奈良ホテル

共感する和歌

黒髪の乱れも知らずうち臥せば まづかきやりし人ぞ恋しき
(和泉式部)
      

好きな言葉

花鳥風月、慈しむ
      

好きな人物

正阿弥勝義
加賀正太郎
ティム・ガン

好きな色

濃藍、ローズピンク、金色

好きな音楽

高田三郎曲・高野喜久雄詞「組曲水のいのち 雨」
中田章曲・吉丸一昌詞「早春賦」
舞楽「蘭陵王」
ヨハン・シュトラウスⅡ「美しく青きドナウ」
ドヴォルザーク「スラヴ舞曲集」